シックハウス症候群 【しっくはうすしょうこうぐん】「sick building syndrome(欧米ではシックビル症候群と呼ばれる)」。新築やリフォームした住宅に入居した人が、目がチカチカする、喉が痛い、めまいや吐き気、頭痛等の症状を訴えること。 冷暖房効率を重視した設計によりサッシや建材の気密性が高まったのと同時に、社会習慣の変化で住人自身も日本古来の換気や通気性を心がける暮らしを離れた結果、住宅建材に含まれる化学物質が室内に溜まり、健康被害を巻き起こす原因となった。 最近では、内装剤や家具の接着剤にシックハウス症候群の主原因と言われるホルムアルデヒドを含まないものを使用したり、新築、リフォーム物件について有害物質の有無を調査してから販売するなど、具体的な対策が練られ始めている。 |
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