公図【こうず】土地の位置、形状、地番を公証する地図のこと。 土地区画整理施行済区域内を表したものと土地台帳付属地図を流用したものとがある。 登記所(法務局)にて有料で閲覧可能。旧土地台帳法により施行されたが、現在は廃止されたため、法的効力はないものの、土地の道路付きや隣接関係を知る手立てとして利用されている。
公図は、各筆の土地の位置、形状、地番を公証するものとして事実上重要な機能を有しており、 道路付きや隣地境界の関係を知る手だてにもなるが、前記のとおり公図には法律上の効力もなく、 必ずしも現地を正しく反映していないものがあるので公図を無条件に信頼するのは危険である。
なお、地租(固定資産税)が国税から地方税に変更になった際、土地台帳およびその付属地図が市町村に引き渡されたため、 市町村役場にも公図が備え付けられており、市町村役場においても建築確認に必要な地図とともに 交付の申請および閲覧をすることができる。
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